D Lab+
科学×アート=オルタナティブな未来
Art Project
火星における人類社会プロジェクト
人類の生活圏を宇宙空間にまで拡張しようとする研究が進んでいます。これは、もっぱら理学的工学的なチャレンジと考えられていますが、人類が火星に暮らすとなれば、それは人文学・社会科学・医歯学・公衆衛生学等にとっても大きな問いをつきつけていることになります。人類は、どのような価値にもとづいて、火星というフロンティアに社会を作るのでしょうか。その地で、人間の身体はどのように変化し、進化するのでしょうか。
未来社会創成研究院内外の研究成果と、アートの想像力を掛け合わせて、「火星に暮らす未来」を身近に感じ、議論を深めるための素材を作りだします。
未来社会創成研究院内外の研究成果と、アートの想像力を掛け合わせて、「火星に暮らす未来」を身近に感じ、議論を深めるための素材を作りだします。
Initiative
Status
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01
【レファレンス】各レファレンス紹介
宇宙における人類の活動が拡大化する中、月や火星における居住、新たな社会・文明の創成などが現実的な可能性として立ち現れつつあります。こうした動きは、どういったインパクトを我々の暮らしや価値観に与え得るのでしょうか?本コンテンツは、宇宙にまつわる様々な人文学および社会科学的トピック、そこに関わる先行研究やフィクション作品のリストを通して、読む人がそれぞれの考えを深める為の材料の提供を目指しています。More -
02
【レファレンス】宇宙における人間主体
宇宙からみた近代的な人間主体は、まずその種としての強さを拡張主義的に打ち出すものから始まり、それからテクノロジーの発展や帝国主義的な闘争のなかで広がった時空概念を再考する段階を経由して、いまでは人間の弱さや脆さを通じた惑星規模の繋がりを意識させるものへと至っています。本ページでは、19世紀以降の地球において、いかにさまざまな宇宙的想像力が、人間主体を構築、再構築してきたかを紹介します。More -
03
【リファレンス】宇宙とアイデンティティ
「一つの舞踏する星を生み出すことができるためには、自分の内になお混沌をもっていなければならない」(フリードリヒ・ニーチェ『ツァラトゥストラ』)という。わたしたちは宇宙に産出されたものでありながら、同時に宇宙へ星を産出することができる。だが、わたしたちは混沌をいかにして抱えられるのか。そして、混沌を抱えて星を産出するときに、わたしたちはどのように自らを理解、認識、表現できるのか。本セクションでは、こうした途方もない問いかけに対し、「宇宙とアイデンティティ」という観点で考えるための資料から、日本語で読める文献を紹介する。More -
04
【レファレンス】宇宙の国際関係
宇宙活動は国家間の競争や協力、国際法と深く関係しています。冷戦期の米ソの宇宙開発競争や、現在の米中を中心とした技術・資源・安全保障の争いは、宇宙の国際関係の主たる構成要素です。また、宇宙活動を取り巻く法制度やガバナンスの問題は、各国の宇宙戦略や民間企業による投資、国際協力のあり方と連関します。以下では、宇宙の国際関係を、①宇宙政策とその歴史、②宇宙と安全保障、③宇宙法・ガバナンスのそれぞれの観点で論じている文献を紹介します。More -
05
【レファレンス】宇宙における「所有」
宇宙空間における「所有」の問題は、国家や民間企業の宇宙活動が増えている今日、法的枠組み、倫理的責任、コモンズ(共有資源)という視点から考察が進められています。法学は所有権に関する国際法上のルールを整理し、倫理学は人類や環境に対する道徳的課題を明らかにし、コモンズの視点は公平で持続可能な資源利用の方法を示しています。More -
06
【レファレンス】宇宙への期待・熱狂
世界的な宇宙への期待や熱狂は、教育、政策、産業、研究、SF、歴史、大衆文化などのさまざまな領域において、それぞれの仕方で涵養されてきた。ここでは、その幅広さや長い歴史、そして将来の展開を想像させる書籍群を紹介する。それらが内包する宇宙熱、興奮、そして期待は、単なる幻想ではなく、現実の我々の原動力になってきたし、これからもそうなるだろう。More -
07
【レファレンス】宇宙の芸術
様々な神話やおとぎ話…宇宙に瞬く星々や天文現象は古代より私たちの想像力を刺激してきました。本ページでは、そうした創造的実践の内でも、実際に人間が宇宙空間へと進出しはじめようとした時期–1958年以降–のものを中心に、関連する先行事例・研究・その未来の可能性の紹介を行っていきます。More