Initiative

Initiative Social Phase Transition Initiative

社会相転移イニシアチブ

物質の相転移のように、社会も相転移を起こしていると考えた場合、その沸点、融点において何が起きているのでしょうか。
社会相転移を起こす前にきっかけや兆候はあるのでしょうか。
地球規模の危機への対応やイノベーションの波及といった事例をもとに社会相転移を数理モデルで解明します。
About Us

Who we are

我々は、東京科学大学の未来社会創成研究院を構築する、地球生命研究所、ウェルビーイング創成センター、未来の人類研究センターから、真の文理融合研究を推進するために集まりました。社会の変化を多角的に記述するためには、過去を知るための考古学や歴史学、現在の地球規模の問題を分析し介入するための公衆衛生学や、環境学、社会学、そしてそれらを理論化するための物理学や進化学といった、多様な知の結集が不可欠です。私たちは、これらの異なる領域が有機的に交差することで、単なる学際研究に留まらない、社会の変容を解き明かすための強固な研究体制を整えています。

What we do

我々は、物理的なシステムが相転移を起こす際にその相転移点の近傍で特殊な振る舞いを示すように、社会がイノベーションなどの劇的な変化を示す際にも、その付近で特殊な振る舞いが見えるのではないかと考えています。この仮説に基づき、過去の社会変化を定量的に解析し、現在の社会データをモニターすることで、統計物理学や生物進化の理論を参照した社会変化の記述理論を構築します。社会の変化の予兆を的確に捉えることで、社会の「相転移」を予測し、さらにはその知見をもとに地球規模の危機への対応やイノベーションの波及を促すなど、社会をより良いものにするための制御の手法を確立することを目指しています。

Who we work with

私たちの探求は、東京科学大学内の様々な部門との強固な連携に加え、国内外の広範なネットワークによって支えられています。国内では東京大学の生物普遍性研究機構(UBI)やプラネタリーヘルス研究機構、東北大学の学際科学フロンティア研究所、国立科学博物館などの研究機関と密接に協力しています。また、海外においてはデンマークのコペンハーゲン大学ニールス・ボーア研究所、インドの国立生物科学研究所(NCBS)や国際理論科学センター(ICTS)など、世界トップレベルの研究機関と協力体制を構築しています。このように、国内外を問わず多様な専門性を持つパートナーと共同研究を行うことで、グローバルな視点から社会相転移の解明に挑んでいます。
Member

Member

畠山 哲央 (准教授)

東京科学大学

那波 伸敏 (教授)

東京科学大学

ロフタス・ジェームズ・フランシス (准教授)

東京科学大学
Project

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