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「もしも:まちと未来の実験室」オープニングウィーク ―最先端の科学と想像力で“未来”を考える―

2025.11.04
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2025年11月、未来社会創成研究院(IFs)は、大岡山地区に学外共創拠点「もしも:まちと未来の実験室」をオープンします。ここは、まちに開かれた大学の「縁側」です。
もしも、宇宙に暮らすことになったら?もしも、町内会単位で発電を行えるようになったら?
最先端の科学と自由な想像力が出会うこの場所で、オルタナティブな未来について語り合いましょう。

オープンを記念して、レクチャー、ワークショップ、公開収録など、多彩なイベントを開催します。ぜひ、ふるってご参加ください。

参加対象者・定員

どなたでも参加可能
会場定員25名(先着順)

参加登録方法

本イベントは会場開催とオンライン開催のものがあります。それぞれ下記リンク先から参加登録をお願いいたします。
・会場開催(11/21、11/24、12/4開催):https://mosimo-opening.peatix.com/
・オンライン開催(11/19開催)参加登録:https://matthew-dlab.peatix.com

参加費

無料

会場

「もしも:まちと未来の実験室」
東京都大田区北千束3丁目29−8
グーグルマップリンク:https://maps.app.goo.gl/mhhkTPevWMCwtYSc7
車いすの方もご来場可能です。

各イベント詳細

《会場開催イベント》

11月21日(金)16:00~(開場 15:00
食の進化イニシアチブワークショップ

テクノロジーは新しい食品を創出し、「食べる」という経験を変えていきます。食の進化イニシアティブでは 「食べる」が豊かな意味を持つような社会とテクノロジーのあり方を学際的に考えていきます。このたび、マイクロ・ナノデバイス技術研究を主導し様々な分野に応用されてきた竹内昌治先生(東京大学)をお迎えしてワークショップを実施します。細胞を増やしてつくる培養ステーキ肉が注目を集めていますが、さらに生体組織を皮膚としてまとう食べられるロボットが登場するとき、私たちはそのロボットを美味しく食べることができるのでしょうか?議論を通じて私たちの「食べる」経験の意味を掘り下げたいと思います。

開催日時

2025年11月21日(金)16:00~18:00(開場 15:00)

登壇者

竹内昌治(東京大学大学院情報理工学系研究科教授)
日比野愛子(東京科学大学未来社会創成研究院教授)
伊藤亜紗(東京科学大学未来社会創成研究院DLab⁺ディレクター)

11月24日(月)13:30~(開場 12:30~)
大岡山とScience Tokyoの未来を語り合うワークショップ

大岡山とScience Tokyoの未来を語り合う
Science Tokyo(東京科学大学)が大岡山に開設する学外スペース「もしも」は、大学と地域の相互作用を通じて未来を創り出すための「まちと未来の実験室」です。このオープン記念ワークショップでは、大岡山でコミュニティ活動を実践するゲストをお招きし、Science Tokyoの教員・学生とともに、日々の実践から地域の未来像まで、オープンに語り合います。
ファシリテーターを務めるのは、Science Tokyoの学生たち。
誰でも気軽に参加できるフラットな対話の場です。
大岡山とScience Tokyoのこれからを一緒に考えてみませんか?

開催日時

11月24日(月)13:30~15:00(開場 12:30)

参加者

脇田長良(一般社団法人 waum oookayama)
小泉直也(株式会社ティーフル代表取締役社長)
東京科学大学学生
高尾隆(東京科学大学リベラルアーツ研究教育院教授)
古波藏契(東京科学大学未来社会創成研究院准教授)

12月4日(木)13:30~(開場12:30~)
公開収録:未来像のつくりかた

もしもには、道路からも見えるラジオ収録ブースがあります。オープニングウィークでは、東京科学大学理事長の大竹尚登先生を招いて、公開収録を行います。テーマは、未来像のつくりかた。未来社会創成研究院では、現在の単純な延長ではないオルタナティブな未来を描くうえで、この未来像をつくるプロセスじたいを民主化したいと考えています。どうすれば、ひとびとの価値観や利害関係の多様さを尊重しつつ、誰かの独占ではない、「私たちの未来」を構想することができるのか。本イベントでは、その可能性について、SFプロトタイピング、哲学、障害学等の視点から考えます。

開催日時

2025年12月4日(木)13:30~15:00(開場12:30)

登壇者

大竹尚登(東京科学大学理事長)
宮本道人(東京科学大学未来社会創成研究院特任准教授)
愼允翼(東京科学大学未来社会創成研究院研究員)
伊藤亜紗(東京科学大学未来社会創成研究院DLab⁺ディレクター)

《オンライン開催イベント》

11月19日19時~(オンライン)
Science meets Art 《Ars Electronica Futurelab、Art Science Research Strategies部門責任者 マシュー・ガードナー氏を迎えて―》

photo by: vog.photo

  本イベントでは、アートとサイエンスの協働的研究開発ラボとして世界で最も有名な組織の一つであり、革新的な未来シナリオの構築及び社会との対話を試みている、Ars Electronica Futurelab, Art Science Research Strategies部門の責任者、また、折り紙をテーマとしたロボティクスにおいての世界的権威でもある、マシュー・ガードナー氏をお招きします。

イベント前半ではArs Electronica Futurelab及びマシュー氏の実践― Oribotics―についてお話を伺い、後半では東京科学大学のメンバーらとのディスカッション、会場との質疑応答を行います。アートとサイエンスの融合的実践の世界的最先端例に触れられる貴重な機会となりますので奮ってご参加ください。

開催日時

2025年11月19日(水)19:00〜21:00

登壇者

マシュー・ガードナー(Ars Electronica Futurelab Head of Art Science Research Strategies)
伊藤亜紗(東京科学大学未来社会創成研究院DLab⁺ディレクター)
塚本隆大(東京科学大学未来社会創成研究院DLab⁺URA)

関連リンク

もしもオープニングウィーク フライヤー(PDF)

もしも|まちと未来の実験室(@moshimo_isct)さん / X

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