Initiative

Initiative Planetary Wellbeing Initiative

プラネタリーウェルビーイング

地球環境が人間のウェルビーイングに影響を与え、人間の行動が地球という惑星のウェルビーイングに影響を与えています。
地球と人々のウェルビーイングの動的な関係を解明し、人々のウェルビーイング=地球のウェルビーイングとなる
オルタナティブな未来に至る道を解明します。
About Us

Who we are

1. キルギス共和国とのSATREPSプロジェクトの「衛星データ・領域化学輸送モデルを用いた大気汚染評価システムの開発と大気汚染および室内空気汚染対策に関する新拠点の形成」の研究チームや
2. 東京科学大の公衆衛生学分野で気候変動に関するthe Philosophies, Lifestyles, and Attitudes Nurturing pro-Environmental Tactics for Planetary Well-being (PLANET) studyに関わっているメンバー

What we do

気候変動や大気汚染といった地球規模の課題は、人間の行動に起因し、最終的には健康影響として人間自身に跳ね返ってきます。
そのため、プラネタリー・ウェルビーイングを考えるにあたっては、人間と地球環境との双方向的な関係性を踏まえた視点が不可欠です。

本イニシアチブでは、日本における気候変動およびキルギスにおける大気汚染をケーススタディとして取り上げ、プラネタリー・ウェルビーイングの課題に包括的に取り組みます。さらに、数理モデリングを活用し、複数の可能な未来像をシミュレーションすることで、それらを「制御可能なパラメータ空間」としてマッピングし、実世界のデータを用いてその経過を検証していきます。

Who we work with

キルギス共和国とのSATREPSプロジェクトにおいては、領域化学輸送モデルを用いたモデリングに関して、九州大学の弓本先生にご協力いただきます。また行動変容のためのメディアキャンペーンに関しては、ジョンズホプキンス大学Center for Communication Programsの元部門長であるStorey博士と連携します。
Member

Member

那波 伸敏 (准教授)

東京科学大学

西村 久明 (助教)

東京科学大学

前田 裕斗 (特任助教)

東京科学大学

片桐 碧海 (博士課程)

東京科学大学

森田 彩子 (准教授)

東京科学大学

藤原 武男 (教授)

東京科学大学

Aiperi Asanbek kyzy (博士課程)

東京科学大学

Roman Kalmatov (Head of Department at International Medical Faculty)

Osh State University

Aziza Seitova (Medical Doctor)

Osh State University

鍵直樹 (教授)

東京科学大学

弓本桂也 (教授)

九州大学

大西一成 (准教授)

聖路加国際大学

J Douglas Storey (Director for Communication Science & Research)

Johns Hopkins University
Project

Project

キルギス共和国の大気汚染に関するプロジェクト

キルギス共和国では住宅暖房用の石炭燃焼が主な原因で、世界で2番目に大気汚染が深刻とされています(2022年時点)。本プロジェクトでは、南部のオシュ国立大学と連携し、大気汚染やその経済・健康への影響を評価するシステムを衛星データと化学輸送モデルを用いて開発します。さらに、意識向上キャンペーンや政策提言を行い、日本とキルギスの研究者・政府関係者が協力してワークショップや人材育成を進め、技術移転を図ります。

気候変動プロジェクト

気候変動に関するthe Philosophies, Lifestyles, and Attitudes Nurturing pro-Environmental Tactics for Planetary Well-being (PLANET) studyを行い、日本における気候変動に対する意識向上のための介入戦略を検討する。
Report