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東京科学大学 未来社会創成研究院 DLab+ 研究員

愼 允翼Yunik Shin

フランス文学、科学技術と哲学、障害学、古典テクストおよび各種エンタメ作品における宇宙人類の未来像の分析
1996年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了。専門は18世紀フランス思想、特にジャン=ジャック・ルソーの教育思想。厚生労働省指定難病の先天性疾患・脊髄性筋萎縮症により24時間の介護が必要。現在は、身体障害と他者依存の問題を出発点に、自立的人間像の批判的拡張を目指している。ジャンル横断的な活動として、文学・思想・SF・映像文化などを架橋する評論や対談も行っており、学術と公共性の往還を模索中。著作には次のものがある。愼允翼「第8章 なぜロマンチックは大事なのか―私の記憶をめぐって」任龍在編『肢体不自由者の自立と社会参加』、博英社、2024年、183-216頁。鈴木悠平・愼允翼『介助とヒーロー: 『ラストマンー全盲の捜査官』を2人で観る』、閒、2024年。その他メディア掲載多数