Report

【CWRA】SATREPSプロジェクトの一環として「大気汚染研究センター(IRCAPS)」をオシュ国立大学に開設

2025.12.02
  • Planetary Wellbeing
  • 公衆衛生学
  • ウェルビーイング
大気汚染研究センター IRCAPSが正式に開設

SATREPS*1による 5 年間の国際共同研究「衛星データ・領域化学輸送モデルを用いた大気汚染評価システムの開発と大気汚染および室内空気汚染対策に関する新拠点の形成」(研究代表者:未来社会創成研究院ウェルビーイング創成センター長 那波伸敏 教授)の一環として、キルギス共和国オシュ国立大学(Osh State University:OshSU)に、大気汚染とその健康影響に関する学際的研究を推進する「大気汚染研究センター(Inter-Institutional Research Center for Air Pollution Studies:IRCAPS)」が正式に開設されました。
IRCAPS は OshSU を拠点とし、オシュ市、ビシュケク市、その他キルギス国内の地域における屋外大気および室内空気質に関する研究を実施します。

開設式は 2025 年 11 月 18 日に開催され、那波伸敏教授(研究代表者/Principal Investigator)、JICAキルギス共和国事務所の西形康太郎所長、OshSU の Kudaiberdi Kozhobekov 学長、International Medical Faculty の Roman Kalmatov 学部長をはじめ、JICA、東京科学大学、オシュ国立大学の関係者、研究センタースタッフが出席しました。

大気汚染研究センター開設の詳細については、こちらのページをご覧ください。

*¹ SATREPS(Science and Technology Research Partnership for Sustainable Development)
地球規模課題対応国際科学技術協力プログラムとは、環境・エネルギー問題、自然災害(防災)、食料 問題、感染症問題などの地球規模課題の解決に向け、日本と開発 途上国の大学・研究機関などが推進する国際共同研究プログラムです。国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)と、開発途上国への技術協力を実施する独立行政法人国際協力機構(JICA)が、国際共同研究全体の研究開発マネージメントを協力して行っています。
【環境・エネルギー地球規模の環境課題】
課題名 衛星データ・領域化学輸送モデルを用いた大気汚染評価システムの開発と大気汚染および室内空気汚染対策に関する新拠点の形成
研究代表者 那波 伸敏
課題の詳細について、こちらのページをご覧ください。