Project

キルギス共和国の大気汚染に関するプロジェクト

2025.06.23
Initiative
Theme
キルギス共和国の大気汚染の改善を目指したプロジェクト
Member
那波伸敏/西村久明/前田 裕斗/藤原武男/Aiperi Asanbek kyzy/Roman Kalmatov/Aziza Seitova/鍵直樹/弓本桂也/大西一成/J Douglas Storey

キルギス共和国は世界で2番目に大気汚染が深刻な国とされており(2022年時点)、主な大気汚染の原因は住宅での暖房用石炭の燃焼です。

本プロジェクトでは、この問題に対処するため、大気汚染・室内空気汚染対策に関する新拠点を、キルギス共和国南部エリアに位置する第二の都市オシュにあるオシュ国立大学と連携して設置し、衛星データと領域化学輸送モデルを活用した大気汚染およびその経済・健康影響の評価システムを開発します。

このシステムにより、大気汚染の広範囲な可視化と、その経済面および健康面への影響を評価することが可能となります。
また、意識向上のためのキャンペーンや政策提言も行います。
また、社会実装に向けて、開発初期段階からキルギス共和国の研究者およびキルギス共和国の政府機関関係者が参画し、日本の研究者がキルギス共和国に滞在してワークショップを実施するなど、技術移転・人材育成を行います。