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【CWRA】歯間清掃と舌ブラシで健康長寿に期待

2026.06.30
  • Planetary Wellbeing
  • CWRA
  • 論文

―高齢者約1万人の追跡調査で死亡リスク低下との関連を確認―

東京科学大学(Science Tokyo)未来社会創成研究院ウェルビーイング創成センター 相田潤教授、医歯学総合研究科 歯科公衆衛生学分野のワン・ケウェイ(王柯煒)大学院生らの研究チームは、全国の65歳以上の高齢者を対象とした大規模追跡データを分析し、複数の日常的な口腔保健行動と全死因死亡リスクとの関連を検証しました。

歯間清掃と舌ブラシ

本研究では、日本老年学的評価研究(JAGES)のデータを用い、標的試験エミュレーション(Target Trial Emulation)の枠組みに基づいて、日常的な口腔保健行動と死亡リスクとの関連を検討しました。歯が1本以上あり、機能的に自立している地域在住高齢者9,676人を6年間追跡した結果、死亡発生率は1,000人年あたり17.3件でした。さまざまな背景要因を考慮して解析した結果、歯間清掃具を使用している人では死亡リスクが約11%、舌ブラシを使用している人では約23%低いことが明らかになりました。

これらの結果から、簡便かつ低コストな口腔保健行動が、高齢社会における健康長寿の実現に寄与する可能性が示されました。

本研究成果は、2026年5月23日付で国際学術誌「Journal of Dentistry」オンライン版に掲載されました。

Kewei Wang, Yusuke Matsuyama, Sakura Kiuchi, Taro Kusama, Duc Sy Minh Ho and Jun Aida. Routine oral health practices and all-cause mortality among older Japanese adults: A 6-year cohort study. J Dent DOI: 10.1016/j.jdent.2026.106789

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